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「こわれる」串田孫一の随筆から

「こわれる」串田孫一の随筆から

断捨離とか捨てる技術とか。 わたしはそういうものの真逆に生きているような気がします。 おおきな地震がありました。 たくさんの人が亡くなって、 いまもまだ行方不明な方がたくさんいらっしゃる……。 わたしが生きている間に、こ […]
『散歩で出会う花』久保田 修

『散歩で出会う花』久保田 修

いい陽気になってきました。 3・11以降、心の晴れない日々が続きますが、 この本を持って散歩に出かけてみたら、これが意外と楽しい。 オールカラーの植物図鑑で、ポケットに入る文庫サイズ。 街中で咲いている雑草というか、小さ […]
『プラネテス』幸村誠

『プラネテス』幸村誠

TVアニメ化もされた有名マンガだけど、これは外せない。 だって、ホントにすばらしい作品だから。 たぶん死ぬまでに何度も読むと思う。   舞台は2070年代。 デブリ(宇宙ゴミ)回収業を仕事にする、主人公ハチマキ(日本人) […]
『東北温泉風土記』石坂洋次郎 編 勝平得之 画

『東北温泉風土記』石坂洋次郎 編 勝平得之 画

寒い日が続くと、温泉に行きたくなります。 どうせ出かけるなら、できるだけ寒い土地の、ちりちりと熱いお湯がいい。 そんな時、広げてみるのが、この本。 昭和15年、今から70年も前に発行された東北の温泉ガイドです。 東北の主 […]
『リトル・シスター』レイモンド・チャンドラー

『リトル・シスター』レイモンド・チャンドラー

村上春樹は好きだけど、彼の翻訳はあまり読んだことがない。 ハードボイルドというジャンルも敷居が高い。 でも内田樹先生が「読み始めたらやめられないドライブ感」と おっしゃっていたので読んでみたら、極私的な発見がひとつ。 そ […]
『洋酒マメ天国』サントリー株式会社

『洋酒マメ天国』サントリー株式会社

サントリーが発行したPR誌。 それだけ聞くと、な〜んだ、と思うかもしれないけれど、ただのPR誌でないのです。 まず、サイズが小さい。8センチ×10センチの豆本。 アンクル・トリスの生みの親・柳原良平さんの装丁画。 小さな […]
『小暮荘物語』三浦しをん

『小暮荘物語』三浦しをん

いまさら私が勧めなくても十分売れている作品ですが、 面白かったので投稿します。 文庫になるまで待とうかと思ったけれど、読んでよかった。 久しぶりに面白い小説を読んだという満足感を味わいました。 一篇ごとに主人公が代わる短 […]
『NAMI』梶井照陰

『NAMI』梶井照陰

新潟県・佐渡島で真言宗の僧侶をしながら、 写真家として活動している梶井照陰さんの、処女写真集。 めったに写真集なんて買わないのに、 平積みされたその表紙に度肝を抜かれ、 どひゃあ!と心で叫び、値段も見ずに即買いした。 被 […]
『うわばみの記』小泉武夫

『うわばみの記』小泉武夫

発酵学、醸造学の学者である小泉武夫氏が書いた「酒豪小説」。 江戸の「大酒呑み」たちの、まさに豪快な呑みっぷりを記した短編集である。 そこに描かれるのは、 ・酒宴のセッティングに恐るべき執念を燃やし、前代未聞、最上級の大酒 […]
『ごくらくちんみ』杉浦日向子

『ごくらくちんみ』杉浦日向子

杉浦日向子さんの最後の掌編小説集。 くさや、たたみいわし、とうふよう、ふきみそ、からすみ、ほやしょうゆづけ、しおなっとう……タイトル通り、極上の珍味を素材につづる掌編集。珍味の舌触り、歯触り、香り、喉ごしと重ね合わせるよ […]
詩集『手をつないで見上げた空は』藤川幸之助

詩集『手をつないで見上げた空は』藤川幸之助

どうして、こんなにも、哀しいのだろう。そう思う瞬間がある。 哀しみには、さまざまな色がある。 喪失であったり、不理解であったり、孤独であったり、寄り添えないどうしようもなさであったり。 そのどれも、わたしのなかに刻まれて […]
『誰からも大切にされる女性の話し方』野口 敏

『誰からも大切にされる女性の話し方』野口 敏

ベストセラー「誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のルール」の 野口敏さんの本ですが、こちらのほうが断然おすすめ。 何がいいって、単なる会話の見本集ではなく(もちろん具体例も豊富だけど)、 柱となる考え方が非常 […]